プロジェクト概要
(一社)九州循環共生協議会が事務局の任意団体です。
業種の異なる企業が連携し、1つの課題テーマ(竹やぶ問題)を設け、【SDGs貢献型ビジネス】に取組みます。
◆ 企業連携(パートナーシップ事業)の進め方
1) 一緒に考える
2) 本業メリットを追求する
3) 無理をしない
下記で分科会活動も行っています。
・九州SDGs経営推進フォーラム(事務局 九州経済産業局)
また、事務局の(一社)九州循環共生協議会は以下の活動団体に選定されています。
・環境省 地域循環共生圏づくり プラットフォーム
地下茎で拡散する竹やぶは、土砂崩れや在来植物の枯死など、様々な問題を引き起こします。(上記動画ご参照)
[竹を食べる]ことを通じて 竹やぶ問題の解決を図ります。
その過程でSDGs各ゴールに貢献することを目指します。
ご参画企業は、食品製造業・飲食業に加え、竹関連食品を
ギフトなどで購入頂く一般企業(CSR/ブランディング)など多岐に亘ります。
[本業へのメリットを追求する] という明確な目的をもって
いただいております。
事業とSDGsの相関について。
SDGs前文にある「持続可能な開発のための
3側面の調和」(経済、社会、環境の3側面)
を事業方針の一つとしています。
※前文(一部抜粋)
SDGsの目標及びターゲットは、統合され不可分のものであり、持続可能な開発の三側面、すなわち経済、社会及び環境の三側面を調和させるものである。
私たちが目指す Sustainability
外来種・モウソウチクの環境・社会にもたらす課題について啓発活動を行っています。
「竹をきる・加工する・食べる」「そして落葉広葉樹を植える」活動を通じ、水源里山の保全活動を行っています。
■生物多様性保全
(竹の樹冠による日光遮断で在来種が枯死)
数か月で約20㍍に成長する竹は、密集して竹やぶを形成します。その中は真っ暗で、在来の植物、それに関連する虫や鳥は姿を消します。
■土砂災害対策
(根が浅い竹の繁茂と、頻発する豪雨)
■気候変動適応策
(温暖化で繁茂する外来種対策)
気候変動で頻発する集中豪雨に備えなければなりません。竹に覆われた地域では、土砂崩れのリスクが非常に高く、その対策は喫緊の課題です。
■次世代育成・地域活性化
(人財、自然資源を活かした産業づくり)
経済的な価値を見出さなければ竹を伐り続けることはできません。他方で、肥料不要で旺盛な成長力を示す竹はサステナブルな自然資源です。
消費者ニーズに適う製品化が求められます。